brogmymxo’s diary

大学生なのに特別大学で楽しいことが一つもない。虐待と男子校病のせいにしてみる。 

コラムオタクブログと東方PV

オタクブログの文化

筆者のコレウスです。言語発達が定形でない筆者は市販の文庫本を読むことが苦手でした。そんななか、インターネットには紙オタクが書いたくどいくらい画像が付いたブログが沢山上がっていました。それは自分にとってかなり読みやすいものであったので、ありがたがってたくさん読んでいました。なので、画像付きの文章のアクセシビリティを理解していました。今回の本にもそれが役に立っています。 

それにオタクブログには、独自の文化がありました。

オタクブログの一部には謎に既存のキャククターに喋らせるという手法がありました。
この手法はキャラクターそのものがもつコンテクストに影響を受けすぎる。例えば、プリキュアのキャラを出すなら、プリキュアの話をさせないといけないなど問題がありました。しかし、女児本のキャラクターは1ページだけで登場して名前がないのがゴロゴロいるので簡単に登場させることが出来ると考えました。 実際うまくいって面白い表現が出来たと思って沢山使いました。

また、本書の体系的な書き方についてMTGのマロー氏のブログの影響が大きいです。

 

東方PVについて

女児本を切り抜くというアイデア自体は2021年の10月時点から構想がありました。しかし、カードゲームのことくらいでしか充実した内容を書けないだろうという想定もあって実際に作ったら突拍子のないものになってしまうのではないかと思いなかなか確信を得ることが出来ませんでした。 
しかし、2022年の8月頃 東方PVという文化圏と出会いました。 
東方PVとは無料配布されている東方イラストに加筆や色変化を加えた画像を東方とは関係のない音楽に乗せて動かすことで新たな趣を加えることを主眼にしたMADに近いコンテンツです(主にYouTubeでシーンが展開)。 この手法がとても女児本サンプリングに近いと感じると同時に既存の他の人が作った作品を見て十分に面白いと思いました。さらに数百万回再生されているものもあり実際に人気を得ているところみて、あまり関係の深くないコンテンツと組み合わせても十分に面白いものが作れ、そして人気が得られるのだと確信しました。

このように改変された立ち絵はあらたな趣を感じました。本書でもこれの影響を受けて積極的に色味を調整したイラストを使用しました。