市川に戻ってから、今までの心の支えが江戸川にあったことがわかった。
つくばにいるときは、江戸川にあるような永続的な力の流れは無かったから、自然と人を求めた。
しかし、心の支えとしての性質が人と自然では全く違った。
人は求めれば必ずそこにあるものではないし、主体性があるから拒絶もされる。
そこで、人間を愛するには、その時その時を大事にする刹那性が非常に重要だと学んだ。
絵画というものは、人間に山河の如く永続的な力を求めるファンタジーであるし、山河に人間のような主体性・刹那を求めるファンタジーであると思う。