今日は東京丸の内アオゾ の丸善に行った。
甘えの構造という本を買いに行くためだ。
児童書コーナーが意外にも充実しており、自然と眼が行ったこの作品、想定以上に女児本のエッセンスを含んでいた。
それが、『夢貸し屋ももや』
まずは、表紙はクラッシュドアイスの加工がなされており、MXOポイントが既に高い。
そして、驚くべきことに、現代化されフルカラーでの作品ゾロリとは異なり左綴じとなっている。
そして、私が児童書キュレーションで紹介したような、先端的な技法がこれでもかと用いられていた。
会話形式

ゲーム的UI、要約的なタイトル

ページ貫通
これは、児童書キュレーションでは紹介しなかったが、カードゲームなどで最近よく用いられており、イラストを枠からはみ出させてダイナミクスを生む技法である。

漫画表現の取り入れ
全体としては先の画像のようにゾロリのように、絵に直接文字が書いてあるのだが、
クロナが登場するシーンだけは、漫画、しかも色数を減らした刷りとなっており、かなり印象に残る作りになっている。

総じて、夢貸し屋ももやは、MXOが期待する「現代的児童書像」を完全に捉えており、さらにその上で新しい表現にも到達していると言っても過言ではない。
だから、夢貸し屋ももやは、MXO制作委員会が推薦する図書なのである。
参考: 漫画に対するMXO制作委員会の見解