ソーシャルワークの本に載っていることなんだけど、リーマーとヘップワースの考え方で倫理の順番が載っている。
1 クライエントの生命健康福利生活に必要なことの権利は、守秘義務福祉教育レクリエーションといった追加的な「善」よりも優位である。
2 ある人の福利はほかの人のプライバシー自由自己決定の権利よりも優位にある。
3 ある人の福利はほかの人の福利を犯さない限りにおいて、適切な知識で斟酌(しんしゃく)した教養のある自発的に決定するに値する基本的な人々の福利の権利よりも優位にある。
4 クライエントの福利の権利は、ある種の法律、制作、機関の手続きよりも優位にある。
ソーシャルワークって実践知とかいうやばい概念を導入しているので、なんの脈絡もなく、これが正しいということが結構あり「100年の伝統に基づいた理論」とかいううたい文句で実質的な聖書と化している。