brogmymxo’s diary

大学生なのに特別大学で楽しいことが一つもない。虐待と男子校病のせいにしてみる。 

人生の目標60③

このシリーズはコレウスが将来設計などが全く見えない中やることを迷わないために2029年(25歳)までの基本方針の草案を作ってそれを片っ端から解説するという企画です。大目標『価値のある作品を作って世に出すこと』に向けて第一の中目標『自分のもてる文化を形成していく』ということを解説しました。

第一回はこちら

brogmymxo.hatenablog.com第二回はこちら

brogmymxo.hatenablog.com今回は二つめの中目標『技術を高める』とそれに付随する小目標を解説していきます。

 

 

量的な向上と質的な向上

まずはこの目標と次回予定の目標3の『技術を高める』と『表現を高める』との違いを説明したいと思います。これは似ているように聞こえますが、私の意図している『技術を高める』というのは即ちより繊細なものにしていくということで360pの動画より1080pの動画のほうが良いよねと言うような量的な向上を指しています。次に『表現を高める』というのは、粗野なものよりかは特別に工夫をしてるものの方がいいよねというような、質的な向上を意図しています。

今回は『技術を高める』ことについて解説していきます。

沢山の時間と沢山のお金をかける。そして競争。

youtu.be

コレウスはエンミックスのM/Vを高く評価しているが、評価の30パーセントくらいは、この動画は4kで撮影されていて60fpsで、すごい高度な動画編集技術で、細部が作りこまれている。そしてメンバーがめったにいない感じの美人ばかり、でみんなダンスや身のこなしが凄い!というような量的な違いによってうまれるものであります。つまり、沢山練習したり、機材に沢山お金をかけたり、人に沢山競争させたり、というような量的な部分です。そこの量的な違いを高めていく事で、作品の密度が上がり、表現できることも深まり作品の価値を高めていくということが可能だと考えます。

 

大谷翔平は野球に絞って練習することを書いていましたが、今の段階では、コレウスの中でやりたいことを一本に絞ることはできないと考えています。そのため小目標は各領域ごとに、自分が出来そうなこと・やりたいことを8つ書きました。

 

2-1デジタルゲームを一本作る

2-2工作をして空間の作品を作る

2-3講義を作れるようになる(教育)

2-4本を作ってビジュアルイメージを完成させる

2-5100曲つくる

2-6毎日400字執筆する

2-7心理学や障害科学を真面目に学ぶ・身に着ける

2-8語学をやる

 

2-1デジタルゲームを一本作る

やっぱり同人ゲームからの影響が大きいのでゲームを作る技術を身に着けたいです。アナログゲームを作ったことは人生で何度もあるのですが、自分はいまだプログラミングして作るゲームを完成させれたためしがないです。まず一つ企画からリリースまで一通りやってみたいです。 プログラミングや使用ソフトなどの技術をはじめ、グラフィックや音楽、UI・デザインなど複合的な技術を求められていてかなりハードルが高いです。

それをこなせるようになれば、まぁある程度なんにでも対応できる技術がつくと思います。一番大きな問題はグラフィックや絵の部分でコレウスにとってデジタルゲームを作ることは即ち絵や3dを練習してスタイルを作っていかないといけないということになります。中学の美術以来絵をあまり書いてこなかった自分からすると相当エネルギーが必要なことになります。

アナログゲームで高校2年生の時に作ったものを見つけました。絵フレーバールールカードテキスト以外は全部自分で作った覚えがありますね。久しぶりに振り返ったんですけど、こういうのをちゃんとやってたんですね)

全体的に見てかなりの難題なので6年間のなかでも最後の方だと思います。

2-2工作をして空間の作品を作る

大学生になってからですけど、コレウスは美大生がやってるような現実世界で世界観を作るような大掛かりな制作に憧れがあります。現実世界で世界観を作ったものを作って写真などを取りたいです。これも材料集めや、工具の使用方法など、パソコンと向き合うのとまた違った技術が必要で大変難しい。

 

selected.musabi.ac.jpこいつとかほんとすげぇよな。

selected.musabi.ac.jpこれは好きではなかったんだけど、凄すぎーってなった。

オリジナリティはあんまりここに求めていないので、好きなものの再現とかが出来ればいいなと思います。最近やった活動としては5月に凄い情熱のエンサーの彼女(笑)←カラフルバカだが天才 にこき使われてY.D.Sの世界観を自室に再現しようとする試みを行ったんですけど、工具と技術と資金不足で凍結しました。

というのもその時は「まずドアを水色でペンキで塗ろうかー」とか「壁をピンクにしていこうか」とか言われてて、ペンキなんて扱ったことないよーって言いながら調べたり、壁をピンクにする算段も付いたんだけど、どうしても厚めのプラ素材を直径が30センチくらいの円形に切らなきゃいけなくて、それを解決する円形カッターでよさそうなのがモノタロウにないしアイディアもないという状態が発生してあきらめちゃったんですよね。技術不足というのはそういう事です。どうすれば円形に切れるのかなー。

youtu.be↑YDS

彼女(笑)がコレウスの部屋にあるもので勝手に作った作品

他の技術とあまり相関がない部分でもあり、今はやる気がないし時代が来ても居ないので開始時期は情熱が出てきたらということになります。

2-3講義を作れるようになる(教育)

講義というのは何かを説明するような動画及び現実世界の制作物ということを意図しています。この領域に求められるクリエイティブ性というのはあまり認識されていませんが、教育学・教育方法学といった学問体系に留まらない奥深いものがあります。ここは現在最も自分がやるべき領域だと思っています。理由は二つあります。まずは実生活からの流れが来ているからです。というのは、現在コレウスは特別支援教員の免許を取ろうとしていて、普通科と特別支援学校と教育実習に2回もいかないといけない。その場合当然指導を行わないといけないわけで、講義くらいできないといけないです。さらに海外留学を目指しているので、書き言葉以外での「伝える力」を鍛えていく事が重要です。そこにも、講義の領域の技術というのが生きてくると考えます。つまり、講義を作る技術を伸ばすことが実生活にも役に立つ状態になっているという事です。次に、YouTubeなどの動画投稿サイトでは現在ボイスロイドの解説系やおっさんが語る系というような動画コンテンツがトレンドとして非常にホットな状態にあります。なので、そのようなコンテンツ制作が現在求められていると考えます。この流れの中講義を作るという技術を高めるのは非常に合理的と言えます。

youtu.be

こんなのすげーっすマジで受験時代に欲しかった。

www.youtube.com

現在ある程度計画を練っていて、できれば年内のコミケまでに動画を作成しそれをもとにした同人誌を発表できるように企画を進めています。しかし、10から12月にある秋ABの授業があまりに忙しすぎるため(25単位)。半ばあきらめ状態です。逆に1-3月は圧倒的に暇があるのでそこに注力すべきかもしれません。

2-4本をたくさん作ってビジュアルイメージを確立させる

執筆は既に5年目に突入し、少しずつ文章力にも自信がついてきました。しかし、ここでいう本とはあまり関係がありません。というのも昨年12月のC101で出したような女児本サンプリングシリーズのような本を作っていきたいということを意図しています。

詳しく説明するとコレウスと同人サークルMXO制作委員会は、C101にて、既存の女児向け児童書

(MXO制作委員会渋谷支部にて撮影)
をスキャンして集めてきた素材を切り抜いて作った新しい世界観の本を作成しました。 B6フルカラー92ページカラフルなデザインにキャラクターの素材が散りばめられているものの、内容もしっかりあるという世界観は既存のイラスト本や解説本、ゲーム絵本などとも全く違う新感覚の本になりました。この本を実際に発表したところコミケ・メルカリなどを合わせれば、1000円で販売したものが合計20部以上捌けており、また実際に手に取った時の面白さは折り紙付きでした。なので可能性があると思います。 また、この表現の技術を高めていくことは自分の視覚表現全般に必ず役に立つ

と思われるのでゲームを作るという目標などともリンクしており、優先順位が高いです。次回作に活かすべき具体的な改善点は『さんぷるキューブ』とLD考察 というブログを後日書きます。

しかし、新作の計画はあまり目途が立っていません。何故なら90ページほどの内容をかけるような話題のネタがないからです。なので、新作を作るには何か書きたいことの情熱のあるメンバーをサークルに勧誘するほかないです。 ビジュアル的な技術を高めたいのに、内容がないからできないというのは少し面白いと思いました。

 

2-5100曲作る

曲というのはパソコンでDTMをして音楽作品を作るということを意図しています。作曲に関しては、8月のC102にて、ソロでオリジナルアルバムを発表することに成功しております。https://www.nicovideo.jp/watch/sm42790408

youtu.be一応高校生の時に書いたアルバムも貼っておきます。

 

作曲をすること自体の技術を身に着けたり、使いたい機材やソフトはある程度納得できるまでお金をかけることもできました。なので、次の段階として多くの曲を作ってみて、ミキシングやマスタリング、曲の展開やノリの生成、音作り、音選び、ノートの打ち込み技術など様々なものを高めていきたいです。 というのもノリとか文化性とか方向性は置いといて、曲を大量に発表している人の技術は凄いんですよ、まずは大量に作らないと同じ土俵にすら立てないと考えます。

フリーBGMなので特別方向性とかはないんだけれども上手いですね

 時期としては、所属しているバンド(ヒップホップクルー)のアルバム作りが直近にあり、それを一段落として当分はやらないと思います。それよりかは他のことの方が優先度が高いからです。(自分でいうことでもないけど、バンドのアルバムを出す前に、ソロアルバムをリリースしてからそれに取り組むってちょっとそれっぽいよね)多分どこかのタイミングで1年で50曲作るみたいなタイミングを作って、あとはちまちまやっていくと思います。

 

2-6毎日平均400字は執筆する

これは自分が最も長く続けている領域である、執筆活動です。400字という理由は恩師がそう言ってたからです。 2019年の3月からはてなブログにて執筆を始めており、2021年の7月までは週一更新、またそれ以降から2023年9月までは毎日更新をしていました。最近この毎日400字執筆が中々進まないという現状を受けて方針転換をすることにしました。

brogmybana.hatenablog.com

何故なら大学生活に入って書くべき内容が、このブログのように長大なのにも拘らず、毎日更新しなければいけない重圧によって中々纏まらなかったから、というのと、大学に入って共学の世界観につぶされたからというのがある。以下は深夜に書いた病み文章です。

 

大学入って女性を尊敬し過ぎて文章がかけなくなった...
まずなぜ最近文章がうまくかけないかというと、理由を一言で説明すると、大学に入ってメンタルが共学に馴染みすぎたからだ。
2023年になってから大学で人と交流を始めて特にクラスの人に関しては尊敬できる女性が多く生き方考え方を学んで取り入れていきたいと思うことがとても増えた。
しかし、その価値観とはてなブログとの相性は悪かった。 俺が取り入れようと考えていたものをじっくり考えてみた結果一つ執筆に関して致命的なものを発見した。それは言語化に至らないまでもなんか良いというものの捉え方であった。例えば女性が言う「ステキ」に代表されるようなもの。すなわちきっぱり割り切らないなかにも、曲線的な物差しが存在する状態である。(左記のように文章にすること自体がこの価値観だとナンセンスということになる。)
これを取り入れた結果執筆に関して執念が下がってしまった。何故なら今日の感情を記述しようにも「なんかステキな一日だった。」か「ちょっとイヤな日だった(そんなことは記述しない)」くらいしか書くことがなく、加えてあとから思い出した客観的な記述を少々と言うようなものしかかけなくなってしまった。
これを美徳としてしまうと、自分の執筆に求める重要な二つの部分である感じたことの理解・統合への情熱と暗黙の了解tacit understanding への反抗を達成できないと言うことに気付いた。

これを詰めていけば、自分が昨年夏以降入ってからずっと誰かに話を聞いてもらいたいという今まであまりない感覚の悩みを抱えていたというのも理解できる。正直それは昔は、言いたいことを深夜にずっと書けば解決していたが、今は人と合うことでしか解決できないと深く考えるようになった。
何故なら先に示したような曲線的な分け方の価値観では、相性がいいのは書き言葉ではなく、話し言葉であるからだ。
書き言葉というのは、残り続けるし、明確に意図を持った記述ができるが、曖昧な記述は難しい。しかし、話し言葉は、時間が経てばすぐに消えるし、口調や手振りによっていくらでも曖昧な表現が可能である。だから当然相性がいいのは後者であろう。

要するに、共学に馴染みすぎてお喋りしたくなって、キモいブログが書けなくなりました。ということなんですが、執筆をする場所ははてなブログにしかないので、共学へのの馴染みよりかは自分の目標である執筆を優先していくべきだと考えました。 なので、今回のブログのように、更新を不定期に変えちゃんとじっくり物事を考えていきたいと思います。

2-7障害科学心理学を真面目に学んで身に着ける

技術というよりかは知識とかの部分になるんですけど、真面目に学類の障害科学心理学を勉強して、それぞれのスタンスや基本を獲得していく事で自分が作るもの全般に関する技術が高まると思っているのでまぁまじめにやります。実際に前回のブログで書いた構成主義のくだりも、大学で教職をしっかり受講したことで分かってきたことでありました。本シリーズのまだ公開していない原稿ではソーシャルワーク領域に関する考察もあります。そのようなそこそこ真面な事を言えるようになるのに、大学での学びを踏まえて考えていくことは技術としてカウントできると思う。心理学障害科学を真面目にやる時期としては大学で授業がある期間は常にということでお願いします。

2-8語学をやる

プログラミング、留学、その他もろもろの為に語学力をつけないといけないなと思います。とりあえず留学の日程が決まったら語学は一層頑張ります。


最後に、一番の疑問点であるはずの「なぜ、『技術を高める』を1番目の中目標にしなかったか?不自然ではないか?」ということへのアンサーを書いて終わりにします。

たいていの不自然なことをする理由:メンヘラを回避するため

技術を高めるには、直接的にはお金と時間が必要になります。お金も突き詰めていけば時間になるので、技術を高めるということは即ち時間を使うことなんです。だから、うまく時間を使えるようになることがすなわち技術を高めていくことに直結するんです。しかし、コレウスはこの時間を上手く使うという事に凄くコンプレックスが深いです。

基本的にコレウスは大学内では最強なんですけど、一番の周りより劣っている部分はここですね。なんだかんだサークルや部活やバイトをたくさんやっている人より何かに向かっている時間が少なくて、技術の向上という面では周りより劣っていると思います。かといって、上記であげたようなことを鍛えられるようなサークルは基本無いし、バイトは教職を取っている都合上通常学期中は忙しすぎてやる気に一切ならないから。難しいところだ。

なんて鳴き声がメモ帳に書いてあったり、今の様に執筆やその他領域に向き合えていなかった時期は何にも向き合えないから無意味に走ってました。

なぜなら家庭環境や遺伝等で睡眠障害精神疾患罹患歴があって、そもそも人生の時間がほかの人より短いからです。というのも、薬を飲まないと夜早く寝て朝早く起きることが出来ないし、うまく寝れなくて日中何も手がつかないということがよくあるし、没頭するほど何かに夢中になりにくい。そして、本当に落ち込んだ日は何もできなくなるってことがよくあります。だから、作品の量的な向上を第一に置いてしまうと、他の人より上手くいかなくてメンヘラになってしまうんですよね。アートの語源を考えていくと、本来はモノづくりでは『技術を向上させる』の目標を1番に置くのが普通なんですけれども、そこでは1番にはなれないから方向性や文化でまずは勝負しようという考え方がコレウスの戦略なんですよね。でも、さすがに3番目以降に置くのはアートに失礼であるので2番目の目標にしました。
また、技術を向上させるということは、技術を身に着けることが出来るような環境、人間関係の構築、情報を取り入れる経路の確立が欠かせませんが、今回ははそこには言及しませんでした。それは次回以降に回したいと思います。


次回は中目標 『表現を高める』について解説していきたいと思います

3-1過去作の改善できる点を明らかにする

3-2好きな作品の良さを明確にしておく

3-3自分の「ライン」を明確にする

3-4じっくり考える時間を毎日作る

3-5問題解決能力を高める