brogmymxo’s diary

大学生なのに特別大学で楽しいことが一つもない。虐待と男子校病のせいにしてみる。 

人生の目標60④

このシリーズはコレウスが将来設計などが全く見えない中やることを迷わないために2029年(25歳)までの基本方針の草案を作ってそれを片っ端から解説するという企画です。前回は大目標『価値のある作品を作って世に出すこと』に向けて第二の中目標『技術を高める』ということを解説しました。

第一回はこちら

brogmymxo.hatenablog.com前回はこちら

brogmymxo.hatenablog.com

 

今回は第3の目標『表現を高める』ことについて解説していきます。

3表現を高める

3-1過去作の改善できる点を明らかにする

3-2好きな作品の良さを明確にしておく

3-3自分の「ライン」を明確にする

3-4じっくり考える時間を毎日作る

3-5問題解決能力を高める

密度というよりかは滑らかさ

表現を高めるというのは今までやったことに何らかの新しい要素や工夫を取り入れて、過去にあった問題点を解決していったり、今までとは異なる方向から表現したいものを照らしてみるなどによって、表現を質的に向上させることを意図しています。

わりと多くの人がこの領域の向上に「進化した」というんですけれど、生物学が好きなのでその言葉には敬意を払って使っていません。

前回との違いは結構感覚的な物なんですけど、結構違います。前回の『技術を高める』では緻密にしていくことで表現できるものの密度が高まるから価値が高まると解説しましたが『表現を高める』の価値の本質というのは受容や体験の障壁が取り除かれて生まれる、表現したいものへの滑らかさに価値があると考えています。

この説明にはMIKANというマーブルレースのYouTubeチャンネルがいい例になると思います。MIKANというのはマーブルレース界隈では圧倒的に価値があると思われる作品を投稿しています。私がMIKANをマーブルレース界最強であると思う理由は、表現を高める能力が著しく高いからであると思っています。

例えばCore Destructionというマーブルが2チームに分かれて、相手のコアをどちらが早く破壊するか競うのを眺めるというシリーズがMIKANにはあります。そこでのコアの体力表示の工夫の時系列での変化を追ってみましょう。 ミカンのシンボルがコアでその周りが体力です。

youtu.be

www.youtube.com

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(時系列としては)①②③の順です。

②の体力表示は①に対しての改善を試みていると考えられます。実際①のようなブリックの連続という離散な表示から②のような連続の表示に変える事で円形に爆発する弾の効果が分かりやすくなっている。

③の体力表示は①と②両方に対しての改善になっていると思われます。③はブリックの連続による表示を行い時間と防御力との累進を担保している。同時に色の濃淡によるブリックごとの体力を導入し、円形に爆発する玉の分かりやすさを維持している。さらには、多角形のような形に変えることで、ビジュアルの味気無さも解決している。

このように体力表示一つとっても、大枠は変わらないものの、同じものを表現するのにいろいろな手段で工夫して改善していく事により差をつけていくという方向性が非常に多くあります。MIKANチャンネルの価値が高いと思う部分は特にこの部分にあります。

コレウスが言いたいことは、作品の価値の重要な要素はこのような工夫の連続にある高まった表現であるということです。

予期される問題が解決されているという快感

実際に、コレウスが作品に感動するものの特徴として、既存の問題がすでに解決されていたり、意識せずに作ったら問題が発生する部分で先回りしてテコ入れがしっかり入っているというものが多いです。

昔やったゲームで感動したのは、チェレステというゲームです。難しくて飽きそうと思った瞬間にストーリーの展開や新要素の追加、マップの雰囲気の急変などがあり完全に最後まで気持ちよく遊べたというのがありました。

結局、長年の勘?早めることはできるだろう。

また、コレウスは昔懐古厨で新しいものへの逆張りで古いものをわざわざ集めていました。例えば、当時最新作だった東方紺珠伝に目もくれず態々東方projectのBGMを旧作から拾ってきてエモいみたいなこと言ってました。

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現在は、少なくとも同じ作家のものでまずは、一番新しいものに触れるべきだという価値観に代わっています。何故なら、この工夫の連続というものは時が進んでも常に継承されていって高まっていくものであり、その価値を認識したからです。

またこの表現を高めるという領域は、長期間の活動によって養われる勘のような部分が大きいと思われます。しかし、そこを少しでも早く身に着けるためになんとかひねりだしてみました。

というわけで、表現を高めるために建てた小目標は以下になります。

3-1過去作の改善できる点を明らかにする

3-2好きな作品の良さを明確にしておく

3-3自分の「ライン」を明確にする

3-4じっくり考える時間を毎日作る

3-5問題解決能力を高める

3-1過去作の改善できる点を明らかにする

まず、自分の過去作を振り返ることが重要であると思います。実際に世に出て受けた反響のうちでもいいし、タイムリミットに追われて出来なかった所でもいいし、出版後数か月後に客観的に見たときに感じたことでもいいですけど、良し悪しではなく明確に改善できると思った所は次回作るときに、頭に入れておくことが出来る程度には明らかにしておいた方がいいと思います。

具体的には去年作ったものの自己批評は年内にしておくべきだと思います

やったことは、「ブログと修復と(α)」完結と「さんぷるキューブ」であるのでそれぞれの改善点と振り返りは年内にやります。

3-2好きな作品の良さを明確にしておく

明確に改善できる点を見つけるということは、高い理想を持ちより良い方向性をしっていないとできません。自分が良いと思う作品の特徴を明らかにしていかないといけないと思います。

具体的には取り敢えず、次のブログではエンミックスの良さは書きたいと思います

3-3自分の「ライン」を明確にする

3-2や自分の文化をつくるというのにもかなり近いんだけれども、自分はどの方向性に絞って作品を良くしていきたいのか、というのを考えていく必要があると思う。そのときに、自分の考える範囲を事前にある程度狭めておくというのは有用であると考える。例えば、DTMはいい音を求めようと言っても、生楽器によるオーケストラのような演奏には絶対しない。とか、リアルを追求していくけど、SEXの行為描写は絶対しないとか、人種差別はしないようにしよう。でも、南スーダン人みたいなガチで真っ黒な人は作品には出さない。(全部例です)など、人間の向上心は無限ではないのでどこかに、線引きを明確にしておくことで逆に自分の方向性が見えてくると思う。

具体的には、自分がいろいろな人や現実と向き合うことによって自分が嫌だと思う場面や心地いいバランスを掴んでいく事によって少しずつなしていけると思う。

3-4じっくり考える時間を毎日作る

2であげたような技術を高めるという目標に関しては明確に毎日熱中して、真剣に向き合うことで達成されていくと思うんだけれども、新しい要素や工夫によってものを改善するというのは作品を作るマインドとは微妙に異なると思っていて、現状の問題を整理したりするなど少し引いた見方で考えることも重要になってくると思う。

なので具体的には、散歩をするなど一度フレームから離れる時間を作ったり、このブログのように一度離れて抽象的な考えに落とし込んでみたりするなどが必要であると考える。 これから当ブログはこの目標を常に背負うことになります。

3-5問題解決能力を上げる

3の目標というのは結局問題があってそれを工夫して解決するという構造に変わりない。具体的にやるべきことは、数学の勉強 ゲームのクリア 資格合格のための勉強、留学などであると思います。というのも数学を進めていけば使える道具が増えるので問題解決能力が上がり、ゲームのクリアや資格合格への勉強というのは結局難題へのアプローチを考えることが出来ると思います。

(好きなカード名ランキングTOP10に入るカード)


留学などで新しい場面で生活していけば、未知の状況に対応する力も増していくと思います。

現在の勉強としては資格勉強は電験三種を週3~4時間ペースくらいでちょこちょこやっています。全く触ったことない分野かつ難関資格の一つではあって、結構頑張らないといけなさそうなんですけど、これが自力でクリアできればなんとか行けるんじゃないかなと思います。副次的に困ったときの年収一千万の職というのが出来る。なんかやばくなって大学中退しても結婚して子供養うくらいの生活はできるはず。

また、最近一人での大学生活に慣れてきて、前までできるようになったことが増えました。例えば、知り合いと家から遠いところで夜に会うときに、大変な思いをして夜の間に家に帰ってご飯を自分で作ってしまうより、友人や母親宅に泊めてもらったり、漫画喫茶などの休憩所を利用したりご飯を自炊せずに買うなど手持ちにあるリソースをしっかり使うことが出来るようになりました。こんな感じで単純に毎日生活していくだけでも向上していくとは思います。また、数学の勉強によって質的に違うものが何かわかってきたりするとまた違うベクトルで問題解決能力が上がっていくのではないかと思っています。

 

今回まで3回かけて『自分のもてる文化を形成していく』『技術を高める』『表現を高める』といった作品そのものをよくする中目標を掲げていましたが、次回からは逆で外からものを取り入れていく事で解決していく目標を解説していきたいと思います。

次回はとりあえず以下を解説していきます

4バネとなるような環境に身を置く

4-1留学に行く

4-2教職を取ろう

4-3鬼旅行に行こう